複合機の進化
2017.07.25

黄色い紙英語で複合機は「MFP(Multi Functional Peripheral)」と言います。直訳すると、複数の機能をもつ周辺機器、ということですね。リコーやシャープ、富士ゼロックスなど複合機を作っているメーカーは多いですが、「複合機」と呼ぶようになったのは割と最近です。そう、昔はただ書類を複製するだけの「コピー機」でしたが、オフィスの業務に必要な機能がどんどん追加されて行き、「複合機」と呼ばれるようになってきました。ここでは簡単に、「コピー機」がどのように「複合機」と呼ばれるようになったのか、その歴史を見てみましょう。
【青焼き:ジアゾ式複写機】まずは「コピー機」としての歩みから。最初は、今のように普通の紙ではなく、感光紙という特殊な紙に紫外線を当てることで印刷していました。この「ジアゾ式」と呼ばれる複写機ができたのは、1951年、ドイツでのことです。青い色で印刷されたので、「青焼き」と呼ばれていました。
【世界最初の普通紙用複写機】感光紙でなく、普通の紙に印刷する機械が登場したのは、1959年のアメリカ。米国のハイドロ・ゼロックス社が作りました。富士ゼロックスのコピー機は高い信頼性で有名ですが、歴史のあるメーカーですから、納得できますね。
【複合機へ】そのうちに電話回線を備え、ファクス機能が使えるようになりました。また、パーソナルコンピューターが普及し、社内ネットワークが活用されるようになると、パソコンから書類を印刷するプリンター機能や、読み取った画像をネットワークのパソコンやサーバへ送信するスキャン機能が搭載されるようになりました。こうして、オフィスで求められる業務が高度・複雑になるに伴って、「コピー機」も「複合機」へと進化してきました。
【オフィスの「中」から「外」へ】インターネットの普及に伴い、オフィスでの業務範囲も広がりました。今では、必要な情報はインターネットを使って、オフィスの「外」から得ることが多くなりました。また、インターネットを通して、直接オフィスの「外」の顧客と繋がることも増えました。昔は必要な時だけ接続していたインターネットも、いつしか常時接続が当たり前になり、データや業務をインターネット上で行う、クラウドコンピューティングが普及しています。このような状況に、「複合機」も対応してきています。
複合機で直接インターネットのホームページを印刷したり、複合機でスキャンしたデータを、パソコンを介さずに直接、クラウドサービスに保存したり。これからもIT技術が発展していくのに合わせて、複合機も進化していくことでしょう。ゼロックスの複合機は、高い信頼性を維持しつつ、こうした最新の技術も搭載しています。

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